アマゾンプライムで配信されている「All or Nothing Season 2」。全8話を視聴しました。

先発QBがドラ1のゴフに交代したり、HCフィッシャーが解雇されたりする5~8話は一気に観てしまいました。

正直、視聴する前は、楽しみにしつつも、Season 1のカージナルスのようにプレイオフに行くわけでもなく、スポーツ・ドキュメンタリーとしてはどうなんだろう、という気持ちはありました。

その点、Season 2は、どちらかというと、プレイや哲学よりも、ドラマ性が高いような気がします。

プレイの質や勝ち星をどう上げていくかというよりも、内面的な部分がより多く描かれています。

後半ではDLアーロン・ドナルドなどのD#陣にはほとんどスポットがあたらず、不振のO#陣にばかり、話が寄っていましたからね。プレイをどう変えるかというよりも、今のメンタリティはどういうものか、というように。

ドラマ性が高い分、エンターテインメントな作品として愉しめました。チームがゲームに臨む姿勢や選手の機微などはSeason 1の方がより多く描かれていたと思います。それでも興味深いコンテンツという評価は変わりません。

他チームのファンだとしても、もう少しではじまるHard Knocksとともに、NFLファンには溜まりません。

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以下、映像から受けた、ラムズのフィロソフィーに違和感を覚えたところをあげます。コンテンツの良し悪しとは直接関係がありません。ラムズファンの方や未視聴の方はご注意願います。

前半は勝ち星を上げていたものの、チームや選手の考え方に違和感を覚えました。

一言でいえば、「やればできる」感が満載。そして、負けたら負けたで、がんばったけれど、結果が伴わなかった、と。

それが、勝っていたときも、連敗していたときも、どちらのときも変わらないように見受けられました。

本来であれば、ゲームに負ければ、徹底的な自己否定が必要だったのではないでしょうか。

今回できなかったのに、次できる可能性なんて、全くない、と思います。

要は、負けたら振り出しに戻って、何が悪かったのか、次できることは何かを徹底的に検証する作業が必要であるような気がします。カメラが回っていないところでそうしてたのかもしれませんが、結果として勝ち星に繋がらなかったのであれば、やはりその作業が不足していたのでしょう。

ただ、この作業は、コーチだけがするものではありません。

選手が自らする必要があるし、そうするための環境をGMやオーナーなどのチーム上層部が提供する必要があったように思います。

Season 1のカージナルスで印象的だったのは、選手たちが集まってミーティングを開いていたこと。ラムズの選手は、コーチから一方的に話を聞くだけ、のような気がしたのですが、どうでしょうか。

おそらく、観ていた誰もが、これでは勝てるわけがない、と思ったはずです。O#コーディネーターを早々に解任すべきだった、D#陣にケガ人が出て気の毒だった、スケジュールがタフだった(長距離移動、PatsとATLの2連戦など)、というのは確かにあります。ただ、Pats戦にしろ、無策だったのはいただけないと思います。何もしなくて勝てるチームではないのに、最後まで何も起きず。最後にTDパスは決められてしまいましたが。

ただ、次なるHCのショーン・マクベイは楽しみですね。そして、ポイントはQBジャレッド・ゴフ。ゴフの覚醒はみられるのでしょうか。昨シーズン、Patsとあたったときは、判断が遅く、ポケットワークもイマイチだったので、とてもNFLのレベルにはない、と思ったのですが。

応援しているチームでもなく、アレコレいうのは筋違いだと思いましたが、映像をみた感想ということでご容赦ください。