Do Your Job - Patriots Fan Blog -

NFLのNew England Patriot(ニューイングランド・ペイトリオッツ)のファンブログです。 Patsファン歴、かれこれ20年ほどの中年ブログです。

思ったこと

PatriotsのDT

O#を支えるのがOLなら、D#を支えるのはDL。

昨シーズン、Patsが好調だった要因の一つに、OL・DLが安定していた、ということがあります。

そして、今回はDLのうちのインサイドDL、つまりDTについて。

PatsのDTの役目は、ランストップ。これに限ります。DTによるサックの重要性は低いでしょう。

PatsのDTといえば、アラン・ブランチとマルコム・ブラウンのぶらぶらコンビ。サイドラインで二人仲良く話している姿もよく見られます。

ブランチは、2007年のドラフトで、2巡33位でカージナルスにピックされました。

一方で、ブラウンは、2015年のドラフトで、1巡32位でPatsにピックされました。ちなみに、Patsは前年の2014年に、1巡29位でDTドミニク・イーズリーをとっていたので、このピックには少々驚きがありました。そのイーズリーはけっきょく昨シーズンオフに放出されることになります。

そして、2016年シーズンの新戦力として、3巡96位でDTビンセント・バレンタインがドラフトされました。このバレンタインが大当たり。ぶらぶらコンビの控えとして十二分に働いてくれました。

Pro Football Focusによると、ブランチとブラウンはラン・ディフェンス・ランキングでともに15位。今年Patsに加わったローレンス・ガイは24位です。一方で、バレンタインは、ルーキーDTの中で最も有用な選手と一人として評価されています。レイブンズのマイケル・ピアース(ルーキーFA)には適わなかったものの、パッカーズのドラ1巡27位のケニー・クラークと同等の評価がなされています。

今シーズンのPatsのDT陣は、ブランチ、ブラウン、バレンタインは健在、これにガイが加わりました。

そして、これらの今シーズンのサラリーは、合計で10.2M。安い!

ちなみに、AFC東のライバルであるドルフィンズのDTダムコング・スーは19M、ジェッツのDTムハンマド・ウィルカーソンは17M、ビルズのDTマーセル・ダレウスは16M。Patsの4人合わせた額よりも高給です。

ガイが活躍してくれれば、DT4人衆で盤石ですね。ルーキーFAに入る隙はないかな。

ここまでのPats戦力 -DE&OT&ST-

DE&OTについては、それぞれ2人ずつドラフトで指名しています。

このようにドラフトで固め打ちしたということは、DE・OTについてはニーズはあるけれども今すぐには必要ない、ということでしょうか。

■ ■ ■

DEについては、DEジャバール・シェアードとDEクリス・ロングに代わる人材が必要です。

その一端を担うのがFAで加入したDEコニー・イーリーでしょう。ただ、もう一人というと、ドラフトで指名したDEデレック・リバースまたはDEデアトリッチ・ワイズのいずれかということになりそうです。

イーリーのこれまでの実績(昨年のサック数は5.0)やドラフト新人2人が未経験だということを考えれば、TEと同様にグレード・ダウンしている可能性があります。

こうなると昨年ブレイクしたDEトレ・フラワーズの負担が大きくなり、彼のケガが心配になります。

DEは、シーズン通して安定した活躍(ラッシュ)が見込めるベテランがもう1枚欲しいところです。ドラフト新人の活躍は来年に期待ですかね。

■ ■ ■

OTとしてドラフト指名されたアントニオ・ガルシアとコナー・マクダーモットは育成枠でしょうか。

世間的にも、OTについてはLTネイト・ソルダーの後継者と捉えられており、ソルダーから先発ポジションを奪ってゲームに出るまでの評価はされていないようです。

ただ、その程度の評価しかされていないのだとすれば、来年ソルダーの代わりにすんなりとつけるかというと、そうではないような気がします。

1年かけてソルダーから先発を奪うぐらいの気概が欲しいですね。そうでないと、来年1巡でLTを指名、ということにもなりかねません。

なお、ドラフトが終わった後も、ルーキーFAでマックス・リッチ、コール・クロストン、アンドリュー・ジェルクスの3名と契約しています。

OT(特にLT)については、今オフのキャンプで熾烈な競争が繰り広げられそうです。

ただ、今シーズンに限っていえば、昨シーズンの先発であるLT/RTの2名は健在ですし、ボルマーが引退した影響は少ないかもしれませんね。

OTはいいとして、問題なのはOC・OGなのでは、と思っています。

めぼしいFA加入なし、ドラフト指名なし、ルーキーFAではジェイソン・キングと契約という状況です。

現在の先発LGのジョー・チューニーのように、新たに加入したOTの中から、versatilityのある選手をOGにコンバートする可能性はあります。

問題なのはOC。現在のロスターで、生粋のOCは先発OCのデイビッド・アンドリュースだけ。OCはOL、ひいてはランO#の要だと思っているので、ちょっと層が薄過ぎるのではないか、という懸念があります。

OLについては、現状維持方向で、ダウン・グレードはしていないけれど、アップもしていないのでは、と思います。

■ ■ ■

最後に、ST。

STバーケビアス・ミンゴの代わりはどうかということになりますが、新たに加入したレックス・バークヘッドやジェームス・オシャネッシーがその任にあたりますでしょうか。

ルーキーFAのジェイコブ・ホリスターとハーベイ・ロンギー(Harvey Langi)もロスターに残れば可能性があります。

STは現状維持でしょうね。

■ ■ ■

今オフに離脱した選手のポジションを中心に、現有のPats戦力についてみてきました。

評価をまとめると、以下のとおりになります。

CB:現状維持
RB:現状維持
TE:グレード・ダウン
DE:グレード・ダウン
OT:現状維持
ST:現状維持

Patsファンとして気になるのは、2014・2016シーズンはスーパーボウルに勝てて、2015シーズンはなぜスーパーボウルに届かなかったのか、ということでしょう。

2015シーズンでは、シーズン終盤にRBブロントがケガをして、POではほとんどランが出ませんでした。急遽契約したスティーブ・ジャクソンが出場していたぐらいですからね。

RBは現状維持という評価をしましたが、欲をいえば、スピードに勝った中央を一気に走り抜けてくれるようなRBが一枚欲しいですね。
 

ここまでのPats戦力 -TE-

長くなりそうなので、今回はTE。

最大の懸念が、TEマーテラス・ベネットの離脱。

2016シーズンは、TEグロンクがケガで離脱した後も、TEベネットがブロッキングにレシービングに奮闘していました。

その前にスーパーボウルを勝った2014シーズンでは、グロンクが活躍しました。

周知のとおり、PatsのO#ではブロッキングもレシービングもできるTEの存在が非常に重要なのです。どちらか一方だけ、という選手にPatsの1st TEは務まりません。

とはいえ、グロンクが健在であれば、何も問題はないかもしれません。ただ、2016シーズンは8ゲームのみの出場でした。

ベネットの代わりとして期待されているのが新加入のTEドウェイン・アレン。う~ん。

実績だけで語るつもりはありませんが、現状ではベネットに遠く及びません。もちろん、INDとPatsとではO#スキームが異なるし、アレンがPatsで大活躍する可能性はあります。でも、正直、ベネットが加わった昨シーズンのオフに比べるとトーン・ダウンしてしまいます。

実際、アレンを獲得した後も、ドラフト中のトレードでTEジェームス・オシャネッシー(James O'Shaughnessy)を獲得したり、ルーキーFAでTEジェイコブ・ホリスターと3年1.7Mで契約したりしています(CBマルコム・バトラーは2014年時に3年1.5M)。

HCベリチックもTEのポジションは未だ万全ではないと思っているのでしょう。

キャンプインして、プレシーズンを戦った後、新たなTE獲得もあるかもしれません。

このままだと、今シーズンはグロンクのケガに一喜一憂することになるかもしれませんね。

一方で、グロンクやベネットの代わりになるTEを探すのが元々馬鹿げているのだとすれば、今シーズンはTEの負担を大幅に減らすO#スキームを採用することになるかもしれません。

実際、TEに比べて、WRは昨年以上に充実しています。少なくとも今シーズンは、2TE体形を多用しないのではないでしょうか。

とはいえ、今のところは、TEに穴があると思っています。

ここまでのPats戦力 -CB・RB-

ルーキーFAを含むFAの選手の動きがありますが、一先ずここで現有戦力をみてみたいと思います。

とはいえ、現時点でロスターに誰がいるか、というのはそれほど重要ではなく、流出プレイヤーのポジションが埋まっているか、バックアップは万全か、という視点でみていきたいと思います。

2016スーパーボウルで活躍した選手のうち、流出したのは
CBローガン・ライアン(→TEN)
DEジャバール・シェアード(→IND)
TEマーテラス・ベネット(→GB)
DEクリス・ロング(→PHI)
STバーケビアス・ミンゴ(→IND)
RBルガレット・ブロント(→?)

スーパーボウルにこそケガで出場していないけれども、それまでに先発経験の豊富な選手としては
OTセバスチャン・ボルマー(引退)

これらの計7名の選手とCB、RB、DE、TE、OT、STの各ポジションを、今オフに埋めることができているのか、がPats戦力を語る上で欠かせません。強いていえば、これにC/Gについても。

このうち、今回はCBとRBについて考えてみます。

■ ■ ■

CBについては、ライアンに代わって、先発経験が豊富であり、サイズもスピードもあるCBステフォン・ギルモアが加わったので、それほどの不安はないでしょう。もちろん、絶対ではありませんが。

バトラーについては情熱がどうかということが不安視されていますが、彼もプロ選手ですし、NFLがビジネスの世界だということは、ライアンの離脱を例に挙げるまでもなく、わかっていることでしょう。昨シーズン以上のパフォーマンスを見せてくれるのではないでしょうか。そうしなければ、より良い未来が訪れないことは、彼の知るところでもあります。

RBはブロントの代わりということになりますが、そのブロントも2016シーズンはRSの後半およびPSでは存在感を出せていませんでした。特にスーパーボウルでは1ファンブルロストもありましたからね。OLやOCが変らないことを考えても、2017シーズンでブロントの平均ヤード数が飛躍的に伸びるとも考え難い。そうであれば、ブロントを諦めて新たな選手へ、というのも頷けます。

そこで期待されるのが、ビルズから移籍してきたRBマイク・ギリスリーとベンガルズからのRBレックス・バークヘッドの2名。

ギリスリーについては期待しかないです。2015シーズン・2016シーズンのスタッツを見る限り、ロングに期待はできないかもしれませんが、毎ゲーム、Att20、80yds、Ave4.0を稼いでくれるような予感があります。ただ、2015シーズン@NYJでAtt24、28yds、Ave1.2、2016シーズン@NYJでAtt15、40yds、Ave2.7と、同地区のジェッツのD#に完全に抑えられたというのは気がかりです。スタミナは大丈夫でしょうか。

インタビューを見る限りでは、競争は大歓迎であり、Patsの休むことなく努力し続けなければならないフィロソフィーにあっているようにも思えます。がんばって欲しいですね。

バークヘッドはどうでしょう。ミンゴの代わりのST要員だと考えればいいのでしょうか。ただ、その割にはサラリーが高く、1年契約ということもあって、下手をすればシーズン開幕前にカットというのもあり得るかもしれません。O#シリーズに参加するためには、ギリスリーとの争いに勝たなければなりません。

ドラフトを終えて&WRクックス

Patsのドラフト結果は以下のとおり。
3巡全体83位でDEデレック・リバース(ヤングタウン州立大学)
3巡全体85位でOTアントニオ・ガルシア(トロイ大学)
4巡全体131位でDEデアトリッチ・ワイズ(アーカンソー大学)
6巡全体211位でOTコナー・マクダーモット(UCLA)

合計4人で、ポジションはDEとOTの2つ。人数・ポジションともに、少ない!

その分、オフのFAやトレードがうまくいったということなのでしょう。

なお、ドラフト指名権のトレードによって、チーフスからTEジェームス・オーシャウネッシーを獲得しています。

個々の選手の良し悪しはわからないのですが、ガルシアのときにトレードアップしたということは、リバースを指名する際にリバース、ガルシアが候補に挙がっていて両選手ともに欲しかったということなのでしょう。

そう考えると意中の選手がとれたということになりますでしょうか。その後に、それぞれ同ポジションのワイズ、マクダーモットを指名できて、Patsとしては大満足なのかもしれません。

とはいえ、OTソルダーとの契約延長が優先事項として変わらないとは思います。

ここまで偏るなら、DEはもう1人欲しかったような。OLBでもよかったのですが。

CBはどうなんでしょうね。バトラーは失いたくない、一方でCBをピックしなかった、ということは、バトラーとの契約延長も考えているのでしょうか。

ベリチックのコメントを見る限りドラフトを迎えるにあたり時間が足りなかったというように思えるのですが、さて。

話変わって、WRクックス。5年目オプションを行使しました。来年は約8.5M。

全ての選手に期待しかないないです。

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83 TE Allen, Dwayne
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87 TE Gronkowski, Rob
88 TE O'Shaughnessy, James
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(2017/05/29現在)
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